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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《1》

第36章 こんな時に体育祭?





「お疲れ様です。名前さん」

『テツヤ、ありがとう。リレーの旗係だったんだね』

「…見なくていいんですか?青峰君と黄瀬君の戦いですよ?」

『…あいつらはこんなとこまで戦ってんのか』


乱れた呼吸を整えつつ彼の視線の先を見ると何か言い合いながら走っている涼太と大輝の姿が見える

速度で言えば大輝の方が速いが、彼に助長されているのか涼太もいつもより速く走れている気がした


『真面目に走れよ!』

「無理でしょう」

『まったくあいつらは…』

「でも恐らく勝つのは、青峰君だと思います」

『そうだろうね』


そのまま見守った涼太対大輝のリレーの結果は予想通り大輝の勝利で終わるが、まだ1年生と3年生が残っている

流石に体育祭の結果までは予想できるが知らないので、出番が終わった今なんだかワクワクする


「体育祭が終わったら、1軍も新体制ですね」

『そうだねー…早いなあ』

「ボクたちもあと1年です。頑張りましょう」

『うん。もちろん』


まだまだ出番までありそうなテツヤと会話しながら見ていたリレーの結果は征十郎のいる組が1位を獲得する

ちなみに総合優勝も征十郎の居る組で、改めて征十郎の絶対的パワーを感じた1日であった






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