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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《1》

第36章 こんな時に体育祭?





「残りの人達も全員ゴール!次は3年の女子ラストでー…」


今回はそれぞれの学年サンド式なのかと、その放送で気が付いた
走り抜けていく先輩たちを征十郎のお父さんと並んで見る

そう言えば一応彼も高収入で高学歴なイケメン独身になるのではないかと思うが、征十郎がいるので狙うのはやめていただきたい


「ラストは3年の男子です!位置について、よーい」


最後のメンバーは各色の団長が多く、もちろん虹村先輩も混じっている

バスケ部の主将と団長もやっていたのかすごいなと考えていると、征十郎のお父さんから話しかけてくる


「あの中にいる彼、帝光の主将だった人だそうだね」

『あ、虹村先輩ですね』

「征十郎から話を聞いたよ」

『へぇ…1年前とは違い、大きな進歩ですね』

「その通りだな」


征十郎のお父さんの横顔をチラリと盗み見る

先ほど虹村先輩の話を聞いていたから競技を見ているのかと思ったが、キセキ達と話している征十郎の姿を眺める。そんな彼の表情が父親の顔と言うんだろう

競技そっちのけで見ていると横から腕を掴まれ驚いて肩を震わせる


『うわっ!』

「苗字!」

『虹村先輩…あれ、去年もこんなことあったような…』

「ちょっと来い!」

『わ、征十郎のお父さん!またー!』

「ああ、貴重な経験をありがとう」


判定場所から遠くはない。ゴールに到着すると視界が急いで彼に引いたお題を問いかける






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