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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《1》

第65章 夏休みだ









「#NAME2#、成績表取り来い」



『はーい』



担任から成績表を受け取り、パッと中を見ると、5だけしかなくて内心ガッツポーズ

さすがは2度目の中学校生活!
やっぱりハイスペックになっているだけある!




「#NAME1#ちんオール5じゃーん
すご~」



『…今学期は頑張ったからね』



先ほどの通り、ハイスペックになったため、勉強から何から何まである程度できるようになったのだ(しかし泳げない)

しかし、そのある程度をやめてしっかり勉強するようになったらまさかのほぼ満点を取れるほどに進化した(ドヤァ)


しかも実技教科も特に苦手なものがないため大丈夫だったりして、前世より何だかんだ言って充実していたりする




「#NAME1#っちすごいッスね!
俺のも見るッスか?」



『…2と3が多いな』



「4もあるッスよ!」



『体育じゃんよ』



「テストの点は取れなかったッスけど、実技のテストで取れたッス!」



『どうせなら5取れば良いのに』



「無理ッスよ」



『おい』



内容をサラサラーと読んでから涼太に返してから自分のを見返す

…これなら、#NAME4#さん達にも心配かけずに済むかな




『紫原はどうだった?』



「1と5以外なら全部あるよ~」



『…特別良いのも悪いのもないんだね』



「まあね~」



「紫っちは授業中寝なければ成績もっと上がると思うんスけど」



『その言葉、涼太にそのまま返すよ』



「俺は起きてるッスよ!
ね、紫っち!」



「んー?
寝てるから知らなーい」



もうこいつら何なんだかと思って呆れた溜め息を吐く

そいえば最近溜め息を吐く機会が多い気がする




「赤ちんもオール5なんだろうなー」



「赤司っちッスからねー
でも、去年同じクラスだったときより取っ付きやすくなった気がするッス」



『…征十郎が、取っ付きやすい?』



「オーラとか雰囲気が優しいって言うんスかね
俺から見るとッスけど」



『そっか、征十郎が…』




涼太の言葉に口角が上がってしまい、それを抑えようとがんばる

きっとそれは、プレッシャーなどが無くなったからと考えていたい













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