第62章 過去最強と初戦突破
日は経ち、全国中学バスケットボール大会地区予選初日
ちなみに1日1試合のため、この試合が終われば今日はもう自由だ(スカウティングはさつきに任せているから)
《これより、帝光中学校対角岡中学校の試合を始めます》
『来たぞ…最強帝光…』
『対する角岡もいいチームだが…未だ全国出場はない中堅校』
『正直帝光にとっては油断したとしてもまず負けない相手だが…』
「言うことは1つだけだ獅子搏兎
どんな相手であろうと全力で勝つ。それが戦いの礼儀だ
行け」
「「「おう」」」
キュッとバッシュの音を鳴らし歩き出すキセキ達
試合を始めればシュートをガンガン決めて行き、第3Qで91対32という点差になっていた
『うおおー帝光全開!!
容赦なし、』
『そしてウワサ通り例年をはるかにしのいでいる…』
『今年の帝光はケタちがいに、強い!!』
「くそっ…」
悔しげな相手チームに少し同情しながら、試合に出ると言うテツヤの背中を見る
初の公式試合か…ミスは、しないな