第59章 青峰の覚醒
その翌日、相も変わらず本調子ではないあたし
でも今日はある問題がある日だ
「こんにちは」
『やっほーテツヤ』
「やあ、昨日はごくろうだったね」
「ちょー吐いてたけど大丈夫ー?」
「なんとか…あれ?
青峰くんと黄瀬くんは…それに緑間くんも…休みですか?」
「ああ、今日彼らは2軍の試合の同伴だ
ちょうど今やっている頃だろう」
『まあ、勝って帰ってくるよ』
同時に青峰は覚醒…才能開花して帰ってくるだろう
暑くなってきたなーと思ってバインダーでパタパタと風を送る
…生ぬるいけど、ないよりは良いか
「#NAME1#ちんの顔、今日も真っ白だよね~」
『だから普通だって
いつも通りの肌色だよ』
「そう~?」
『あ、でも最近徹夜ばっかだったせいか身体が重くてさ
そのせいで顔色悪いのかも
そうだ征十郎、決算書いつ提出だか分かる?』
「来週の月曜に提出だと言っていたよ」
『…残りの日にち全部徹夜するようだわ』
ふぅ…と溜め息を吐いて再びバインダーで風を送る
…これからどうしようかな