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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《1》

第58章 緑と紫のケンカ








しばらくすると7対3という、テツヤのチームの方がリードしている結果になっている



「ちよっと赤ちーん
手ェ抜いてない?」



「まさか、俺はいつも通りやっているよ」



「もー…」



ゲームを再開し、テツヤが征十郎のボールをカットしパスした先に、大輝と涼太が居て、テツヤはあれ?と呟いていた

そして見事なまでに大輝と涼太がぶつかり、ドカッという音と共にいてっと言っていた




「いってぇー、何やってんだよ黄瀬ぇ!
今のはテツから俺のリターンだろ!?」



「なんでッスか!
どー考えても俺へのパスだったじゃないスか!」



「はあ!?俺だろ」


「俺ッス!」


「「……」」



そうしてギャーギャーケンカを始める大輝に涼太

ここまでくれば、スコアボードも片付けて大丈夫かな




「…はぁ~!?」


「なぜお前らもケンカを始めるのだよ!」



「ハァー…
なんかもー、アホらしくなっちゃったー」



「とりあえず…みっともないのは分かったのだよ
黒子…吐いてるのだよ!」



『…うん。解決したかな』



スコアボードの名前などを消して、点数を0へと戻す




「…どうやら解決したようです」



「おう…は?
…どこが?」



虹村先輩と征十郎の会話でその光景を見ると、なんとも言えない幸せな気持ちになって、やっぱり良いなぁと思った













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