第58章 緑と紫のケンカ
『…』
「#NAME1#っちー、朝練の時から隈酷いッスよー
それに顔色も悪いッス
紫っちもそう思うでしょ?」
「うーん…
いつもより猫背に見えるかも~」
『大丈夫』
ここの所生徒会の仕事の、帝光祭の予算と決算でずっと徹夜だったからな
…少し眠いかも
『えっと、次の授業は…』
「#NAME1#っち、さっきHR終わったばっかりッスよ」
『え、そうだっけ』
「…#NAME1#ちん、本当に大丈夫?」
『大丈夫大丈夫』
荷物を手に取り肩にかけ、体育館を目指す
そう言えばこの間、全中予選まで2ヶ月切ったから白金監督が指揮を取り始めたんだよな
『あ』
「#NAME1#っち!」「#NAME1#ちん!」
ドテンと何もないところで見事に転んでしまい、顔面から倒れる
…普通に痛い