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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《1》

第57章 屋上の幸せ









「赤司っちも焼きそばどうッスか?
嫌いじゃないッスよね?」



「焼きそば嫌いな奴なんて居るのかー?」



「青峰、それは偏見だ」



「じゃあ嫌いなのかよ」



「嫌いではないな」



「じゃあどうぞ」



「でも紅しょうがは嫌いだ」



「え」



「妙な好き嫌いすんなよ」



「赤司くん。こっちの焼きそばは紅しょうが乗ってないですよ」



「もらおうか」



「#NAME1#っち何してるんスかー
一緒に食べよ!」



『うん。紫原チョコちょうだい』



「ん~」



紫原からチョコをもらって口に入れるとほんのりとした甘さが口の中に広がった

視界に入った征十郎が焼きそばを食べる姿が意外すぎてちょっと笑った




「さつきも焼きそば食うだろ?」



「うん。あ、皆で写真撮ろうよー!」



「あ、良いッスね!
俺カメラ持ってるし、皆近寄って!」



「え、めんどくせぇな」



「そんなこと言わないの!」



「真ん中に写ると早死にすると言うな」



「えー、じゃあミドちん真ん中行ってよー」



「なせそうなる!」



「じゃあ僕が真ん中になります」



「や、ダメだよテツくん!
真ん中は青峰くんで良いよ」



「なんで俺なんだよ」



「殺しても死にそうにないじゃなーい」



「「「「「確かに」」」」」



『そもそも死ぬことできんの?』



「お、お前ら…」



「ああもう!
並ばないならそのまま撮るッスよ!
タイマーセット!」



「全員カメラを見ろ」



『「「「「「はーい」」」」」』



涼太が小走りでこちらに来て、カメラこタイマーが近くなった時に征十郎が言った問いかけに、皆で答えた

真ん中がだろうと、長生きしそうな気しかしないのは内緒にしておく











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