第55章 さぁ、艶仁知を
そのおよそ15分後にようやく全員と写真を撮り終えて、少々疲れている所に今度は話しかけられた
「#NAME1#ちゃん!」
『…和成?
真面目に来たんだ』
「もちろんっしょ!
てか何その格好、どっかお嫁行くの?」
『むしろあたしが聞きたいわ』
和成が言うお嫁に行く格好とは例のドレスのことで、
なぜかあたしはそんな格好をしながら縁日をしているのかが謎だ
1つ突っ込むのだとしたら、縁日も艶仁知も関係なくね?
『それで、その友達は?』
「たこ焼きの行列に並んでるから行ってこいってよー
ひでぇよな」
『むしろこの姿を見られなくて良かったです』
「自慢してやりたかったわー
あ、一緒に写真撮ろーぜ」
『うん。良いよー』
クラスの子にカメラを頼んで撮ってもらう
その時に和成がどーせなら。と結婚式風な写真を撮らされたため、何となく恥ずかしくなった