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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《1》

第53章 生徒会室の会話









「ああ、忘れていた
#NAME1#、会長から伝言があるよ」



『伝言?』



「ああ、"予算分の報告を来週の水曜日までに"とね」



『え、ちょ、それかなりハードなんだけども!』



「あとこれだ」



『クイズ研とかの研究会や同好会とかの予算費か…
これもまとめなきゃいけないの?』



「そのようだね」



『…ここまで来たら無理矢理にでも終わらせてやる』



先ほど買い出しに行く前にもらったプリントの束と合わせて机にドンッと置く


あと提出してないところが無いかを確認するために、部活表などを取り出して一枚一枚確認していく

この時に予算の確認もできたら良いのだが、残念ながら不可能だ




『…やってもやっても終わらない!』



「会計は大変だね」



『そう言う征十郎はプリント見ながら何してんの?』



「配置図の確認だ」



『…配置図?』



「模擬店を配置する場所の確認だよ
クイズ研がグラウンドを使うからどこにしようかとね」



『去年もグラウンド使ってなかったっけ?』



「ああ。だから去年と同じ場所にしようかと考えているよ」



『それで決定?』



「そうだね」



『…会計の方が仕事多くない?』



「この時期では仕方ないことだ」



まだ予算書出してないとこ多いなーと思いつつ、征十郎と会話をする

終わったとしても間違っていないかどうか、それを再び確認してからさらに確認しなければならないため、面倒だ












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