第51章 準備を始めようか
「#NAME1#っち!」
『?
涼太、どうしたの?』
「紫っちの着れる服がないらしいッス!」
『…あ』
そう言えば小説でもドラマCDでも唯一着れたのはドレスだったな
…じゃあ、そのドレスを探そうかな
『じゃあすぐに行くよ
レンタルするサイトのHPから探そう』
「分かったッス!」
『じゃあ会長に征十郎、失礼しますね』
パタンとドアを閉めて涼太の方を向いて歩き出す
えーっと、今紫原の身長っていくつだっけかな
…確か、すごくでかいんだよね(当たり前)
『紫原の身長ってどれくらいだっけ』
「確か…200cmよりちょっと下だった気がするッス」
『でかいな』
レンタルサイトを調べようと言う話を先程したため、先生からPC室の使用許可を取って鍵をもらう
そのテキパキさになぜか涼太は目をキラキラしていて、余計に尊敬された