第51章 準備を始めようか
「#NAME2#ー、予算のことなんだけどよー」
『紙に書いて提出してー
書き終わってたらあたしにちょうだーい』
「#NAME1#ちゃーん!
ポスターのデザイン見てくれるー?」
『ちょっと待ってー!』
「#NAME2#さーん!
担当の時間についてなんだけどー」
『…くじ引きとかで決めようか!』
〈生徒会より連絡します
#NAME2##NAME1#さん、至急生徒会室まで…〉
…何この忙しさ!!
確かに今まででも忙しいことはあったけどさ、実行委員会&生徒会ってこんな忙しいもんなの!?
てか学級委員仕事してよ!
『と、とりあえず予算書こっちにちょうだい!
ポスターは戻ってきてから!
担当の時間は研究会とか何かで用事がある人以外はくじ引きで!
何かあったら生徒会室に来て!』
そう言い捨てて廊下に出て生徒会室へと目指す
だが廊下でも生徒会に提出しなければいけないものを渡されるわけで
最終的生徒会へと到着したのは放送で 呼び出されてから15分経ってからだった
『遅くなりまし、た』
「確かに遅い、が理由は?」
『来る途中、いろんな人から予算書もらったんです
…ってあれ?征十郎と会長だけですか?』
「会長と副会長、会計が居れば十分だろうが」
『…まあ、そうなんだけど』
ふぅ…と一会計用の机に渡された紙の束を置き、椅子に座って机に突っ伏す
ここのところ忙しかったからか、眠いなぁ…
あくびを手で隠しながら、体を起こして予算の計算へと入る
「#NAME1#、ずいぶんと忙しいようだね」
『それなりにね
征十郎も忙しそうだけど?』
「会計より忙しくはないよ」
『そんなもんなのー?』
ザッと目に通して不備が確認すると、特に無くて
さらに後から持ってこられた書類が追加された
…鬼畜