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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《1》

第50章 フランス革命と艶仁知








「はい#NAME1#ちゃん!
回し読みになってるから後ろの子に渡してね!」



『ん、了解』



今は絶賛小説の2巻兼、ドラマCDの内容を体験中だ

今あたしのクラスでは、フランス革命の某少女漫画が流行っており
クラスで全巻を持っている数人の子が回してくれているのだ


ちなみにあたしは今やっと9巻目に到達した
読もうという所でまさかのチャイムがなってしまい断念する


でもま、6時間目だから良いか
どうせLHRだし、恐らく内容は文化祭の内容決めだろうし




「では帝光祭の企画を決めたいと思います
意見のある方は手をあげて下さい」



瞬間、クラスの某少女漫画の回し読みしている女子の心が一致団結した

その中でもリーダー気質の女の子(確か名字は石ノ内さん)がピシッと手をあげた




「ベルサ、アフタヌーンティーの喫茶店をやりたいです!」



「アフタヌーンティーの喫茶店だって」



その後女子からはなんの意見も出ず(一致団結してますから)
男子は面倒なのか意見を出してこなかったために、うちのクラスの帝光祭の企画はアフタヌーンティーの喫茶店に決まった


その瞬間、回し読みの女子内心ガッツポーズをしていたに違いないであろう



▽▽▽▽▽▽




「てことで#NAME1#ちゃん!
生徒会に提出よろしく!」



『…調理室が使えるか分からないけど?』



「まー、ケセラセラでしょ」



『(小説では調理室使えないのだが…)』



とりあえず生徒会に入っているあたしは企画を提出する紙をもらう

ちなみに回し読みグループの女子はフランスのコスプレ衣装のレンタルを頼もうとしている




『準備が早いなぁ…』













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