第48章 浴衣姿と赤色
「#NAME1#に…虹村さん?」
『征十郎、浴衣似合うね』
「おう、赤司か」
「こんなところで何しているんですか?
おおよそ、#NAME1#が転んだんでしょう」
『どーせ当たってますよ』
腕に力を入れて体制を起こし、虹村先輩の上から退く
まとめていた髪が首筋に張り付いて嫌な気分になったが、それは仕方ない
「とりあえず虹村さん
残り時間が1時間切ったので入浴に行ってきたらどうですか?」
「マジ!?
ちょっと行ってくるから仕事任せんな!」
「了解しました」
『征十郎は仕事内容知ってるの?』
「推測だが、明日の練習メニューの確認と明日全体的な行動の確認だろう」
『そこまで知ってると気味悪いんだけど』
「推測だと言っているだろう」
『…まあ良いや
とりあえず、明日の移動時間の確認からね』
「ああ」