第48章 浴衣姿と赤色
その後部屋に戻ったのだが、そう言えば明日の練習メニューの確認言われたけどもしてないなーと思い、虹村先輩を探しに再び廊下に出た
そしてやっと見つけたのだが、本人は何故来たのかという顔をしていた
『あ、虹村先輩!』
「あ?
なんだよ#NAME2#」
『明日の練習メニューの確認なんですけど…忘れてました?』
「おう」
『虹村先輩が呼んできたんですけども…まあ良いです』
呼び出した本人が忘れてどうすんだよ。と突っ込みたいが、それは置いておき
話しをこちらから振る
浴衣の袖がひらひらしてて邪魔で、やっぱり着ない方が動きやすかったかもなぁと思いつつ、話しを続ける
『じゃあ明日は楽なメニューなんですね』
「倒れられて飛行機乗れなかったら困るからな」
『あ、ペンが…あ!』
ふと握っていたペンを落としてしまい、取ろうとすると裾を踏んだのか前のめりに倒れてしまった
しかも虹村先輩まで巻き込んで
『お、重いですよね
すみません、退きます』
「あー…まあ退いてくれた方が嬉しいな
重いが理由じゃねぇけど」
『…同情しなくても大丈夫ですよ』
「ちげぇって言ってんだろうが」