第48章 浴衣姿と赤色
『虹村先輩、お待たせしました
男湯に行ってきたらどうですか?』
「…#NAME2#」
『はい、なんでしょうか虹村先輩』
「ちょっと破壊力が桃井並みにすごいから去れ」
『…破壊力?
あたし何も壊す気ありませんよ』
「…そういう意味じゃねぇんだが」
『それより!
さつきの浴衣姿可愛くないですか!?』
浴衣姿を話題に出すと、虹村先輩がどこか嫌そうな顔をして返答した
自分が浴衣着るの嫌なのかなーって考えた。…似合いそうなのに
『…なんでこんな人がいっぱい倒れてんの?
血溜まり化してるし』
「#NAME2#…」
そう言ってこちらに近寄ってきたのは大輝
何を言い出すのかと思って想像すると、似合わねぇから着替えろとか言われそうだなーと思って少し気分がブルーになった
「お前以外とさつき並みに胸でけぇな!
Dくらいか?
グハッ!」
「『変態!』」
その瞬間、さつきと行きがぴったり合った
青峰の右頬をあたしが、左頬をさつきがキレイに殴った
そして青峰は床に倒れている
それに対し虹村先輩は
「あー、もうお前らは風呂行ってこい!
俺は巡回してくるからなんかあったら探せ!」
虹村先輩はそう言ってどこかへと走り去ってしまい、あたしとさつきはとりあえず宿泊する部屋へ向かった