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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《1》

第46章 別の意味でドキドキの肝試し








『#NAME2#でーす
ただいま2人行ったんで、殺さないなら思う存分どうぞ』



〈じゃあ半殺しは大丈夫か?〉



『全然大丈夫です』



〈オッケ、行ってくるわ〉



『頑張って下さいね』



無線のマイクを切って次のペアの方向を向いた瞬間、大きな悲鳴が聞こえた

おい、近所迷惑なるからやめろ




『…まあ、あの程度で悲鳴出すとなるとゴールにつけるか不安だなぁ

よし、次のペア行こうか』



「おおおおお俺らですか!?」



『そんなビビらなくても平気だよ
酷くても半殺しだから』



「それが怖いんですよ!」



気持ちが分からなくもない。あたしだって怖いものはダメだし、本当はこんなとこ(墓場)居たくない

けれども面白そうという好奇心の方が勝っているのだ(おい)




『大丈夫だから、行ってらっしゃい?』



「う、うわぁぁぁぁ!」



『頑張ってねー』



先程と同じく無線を繋いで虹村先輩に連絡する

ちなみに数少ない後輩達はみな、顔を青白くしていた













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