第44章 驚愕のテスト
『じゃあー…』
「はいッス!」
『…デートで良いか』
と言っても帝光祭の買い物なんだけど、どうせほら、艶仁知だろうし
買い出しいくよーとか言えば任せてくれるだろうし
それなら大丈夫だろうし(金銭的な意味で)
「本当ッスか!?」
『ただし、買い出しとかになるけど良い?』
「全・然、構わないッス!」
『んじゃ決定だね』
「やったッス!」
喜んでいる涼太を見ていると、視界の横に青峰が見えた
その方向を向くとそわそわした様子でこっちを見ていた
…えっと平均以上の点数取ったから、名前呼びにするんだっけ?
『大輝』
「な、なななな何だよ!」
『…そんなに緊張しないでよ
生まれたての小鹿かお前は』
その日は青、じゃないや…大輝は1日中緊張しっぱなしだった
そのため、テツヤ並みにシュートを外していた