第7章 学園祭
さあ、じめじめする梅雨がやって来た!が、今日は珍しく快晴!
さらにみんなテンションが高い!
だって、帝光中学校創立記念日兼、学園祭だから!
朝から耳に入る話しはクイズ研主催のスタンプラリーの話ばかり
『優勝すれば幸せになれるなんてオーバーな…』
ちなみにあたしと征十郎のクラスがやるのは…
『…征十郎、うちのクラス何やるんだっけ』
「低価格で済み、決まった時間以外使わないからと、劇に決まっただろう
覚えておけ」
『はーい、ありがとう征十郎』
そうだ、劇だ。あたしと征十郎は準備担当だったため、今日の仕事は特に何もない
確か白雪姫をやることになったわけだが…王子役に確か…誰かが抜擢されたんだよな
個人的に征十郎の王子姿は見たかったけども
「#NAME1#」
『ん?』
「スタンプラリー、一緒に出ないか?」
『・・・は?』