第42章 テスト前最後の部活
#NAME1#side
『てことで、ここのXの値は7で、Yの値が3になるはず!
だからやってみて!』
「分かりました」
やり方を説明すると、カリカリとノートにペンを走らせるテツヤ
勉強面に言うと、さつきとテツヤはほぼ問題ない
むしろ問題があるのは青峰と涼太だ
涼太はまあ…悪いね。で終わるが、青峰は赤点スレスレじゃん!の後に軽い説教があったりもする
「#NAME1#さん」
『ん?』
「ここのXの値にマイナスがついてしまいました」
『え、じゃあちょっと復習し直そうか
マイナス+マイナスは変わらないないけど、マイナス×マイナスだとー…』
「あ、そこですか」
『うん。だからケアレスミスかな』
とりあえず問5までやろうか。と言ってあたしはとりあえず手元にある理科の復習を始める
そう言えばテスト終わればすぐにGWで、合宿かなーと思って、ちょっと浮かれた気分になる
…あれ、そうなるとこの学校ってテストすんの早くね?
「#NAME1#さん、できました」
『了解、じゃあ答え合わせしよっか』
「はい」
まあ、私立だからなのかもしれないけど
ふと横を見ると紫原のせいか、お菓子がほとんどなくなっていた