第42章 テスト前最後の部活
ピンポーンとチャイムが鳴って、広い家の中をパタパタと走り玄関を目指す
恐らく来たのはあのカラフルな奴らだろうなーって思って、口元に自然と笑みがこぼれた
『いらっしゃい、迷わない…よね、征十郎が居るし』
「当たり前だろう」
「…#NAME1#ちゃんの家、でかくない?」
『うん。あたしもそう思うよ』
とりあえず中どうぞ。と中へ招き入れる
もちろん中に入ってみんな驚愕だ(征十郎は別だが)
確かに気持ちは分かるけども、そのポカーンとした顔はやめようよ
『…とりあえず、2階にあたしの部屋があるから
征十郎、案内しておいて』か
「俺もあまり覚えてないのだが」
『嘘つけ』
#NAME4#さんが用意していった手作りお菓子やジュースなどをお盆に乗せて運ぶ
なんだかんだで#NAME4#さんって女子力高いよね
『お待たせーって…うお!
青峰なんであくまでも女子のベッドにダイブしてんだよ!』
「このベッドふかふかだな
あと#NAME2#の匂いがす、ぐはっ!」
『死ね』
あたしのベッドでごろんごろんしていた青峰を蹴ってから、用意していたテーブルにお盆を置く
そこから無理矢理青峰を勉強させる状態にしてから青峰の横に座る
『勉強、しようか
征十郎は学力的にとりあえず青峰の相手してよ
おもいっきり絞っていいから』
「おいなんだよそれ!」
『ベッドでごろごろ』
「ぐっ…」
そこから適当に緑間の相手を黄瀬、紫原の相手をさつき、あたしの相手を黒子と学力的に指名しておいた
ちなみに青峰の相手が征十郎と言うのは軽く嫌味も込めてある(ざまあ)
『征十郎はまあ、青峰に無理を感じたらあたしにパスしてくれよ
おもいっきり絞るから』
「ああ、了解したよ」