第42章 テスト前最後の部活
部活終了後、2年生のレギュラー+あたしを含むマネージャー2名は校門の前で待ち合わせされていて、そこにいた
しばらくすると最後のさつきが来たため、別の話題の会話を始める
「赤司くんに、桃井さんと一緒に帰れと言われたんですけど、どうしてなんでしょうか」
「赤ちんのことだから、なんか意味あるんじゃない?」
「意味つったら、1つじゃないんスかね
ね、青峰っち#NAME1#っちもそう思うっしょ」
『…あれね』
「そんなの、どーでもいいからさぁ……
さつき、ノートコピーさせろ」
「青峰っ!
桃井のノートに頼るとか、ありえないのだよ!」
それぞれ感想を述べていくキセキの中で、あたしの隣に居る征十郎は個人プレーのすました顔で読書中だ
そこでさつきは少し思っていたのと違うのか、質問してきた
「……もしかして、みんな一緒に帰るの?」
その質問に、あたしと征十郎を除く4人がこくりと頷き、さつきは少々項垂れていた
「まーな
さつきのノートコピーしたら、帰るけど」
「ダメッスよ!
途中で帰ったら面白くないッス!」
「俺は、とりあえずコンビニまで一緒かな~」
「1人で帰るつもりだったが、気が変わった
途中まで同行する」
こいつらテスト勉強する気ないな。と思って少し呆れながらもさつきに同情する
そいえば家に招くとか言っときながら、結局まだ来てもらってないなーと思って、考え付いたことを6人に伝える
『あ、そうだ
テスト勉強するならさー、うちの家に来ない?』
「勉強会…ですか?」
『うん。あたしもわからない場所あるしー、涼太と青峰を勉強させるのにもよいと思うし、どう?』
「#NAME1#っちの家ッスか!?
俺行くッス!」
「…約束したからな、行ってやらんこともない」
「んー、行く~」
「私も行くね!」
「あー、まあいいんじゃねぇの?」
「よい考えだと思うよ」
『じゃあ、詳しい日程はまた連絡する』