第40章 強がり
泣きじゃくりながら説明をすると、緑間は無言で頷いて聞いてくれた
自分的に答えを合わせると、原作を変えることの不安からかもしれないし、先ほどからの一連からかのどちらかだと思う
「#NAME2#は悪くないのだよ」
『でも、
「それは赤司にも話せ
迷惑なんかじゃない、むしろ頼るのだよ」』
『…十分頼ってる』
「どこかだバカめ
お前は女なんだから頼って良いのだよ」
『み、どりま』
「良いから、泣いておけ」
『う、ぁぁ』
遊園地と言い、緑間の前では泣いているイメージが多いなぁとか思いながら、緑間のブレザーを握りしめる
緑間は動かないで救急箱から湿布を取りだし、あたしの頬に貼った
『冷たいん、だけど』
「強がるなバカめ」
『強がってなんかないし』
いやでもこれが強がってるって言うんだろうな。と考えながらも未だにボロボロと涙を落とす
泣いている理由なんて分からないけども、緑間との差が縮まった気がするからこれはこれで良しとしよう