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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《1》

第6章 鬼ごっこッス!







『あ、よろしく黄瀬』


「えー、俺 名前っちには『涼太』って呼んで欲しいッス」


こんな1日で態度が変わるとは…黒子の事を思うと可哀想に感じるよ



『…涼太』


「…カッ、カワイイッス!」


『へー
って、はぁ!?』


カワイイって言った!?
確かに前世よりはキレイになってる、けど(そんな変わらないが)
こんなイケメンに言われると…



『嫌味かぁぁぁ!!』


あ、なんか蹴っちゃった
これじゃぁあたしの立場が笠松さんだ



「い、痛いッス!
それに嫌味じゃなくて本気ッス!
あ!そうだ!」


そう言って黄瀬ーじゃなくて涼太は紙の切れ端に何かを書き始めた



《お知らせします
新入生歓迎会の鬼ごっこが終了しました
生き残った方は校庭までお願いします。繰り返します…》



『あ、ほら
終わったみたいだよ』


「はい!」


差し出されているのは紙の切れ端



『…これは何?』


「俺のアドッス!
あとで連絡して下さいッス!」


『…はぁ』


「じゃあ、またねッス!」


そう言って涼太はどこか(恐らく校庭)に行ってしまった

紙を見ると下の方にサインが入っている



『やっぱ、残念なイケメンだなぁ』











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