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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《1》

第25章 試験前の部活停止





各々勉強を始める。青峰と涼太に手を焼いているようだがそれ以外のメンバーは平均点は取れるだろう


『ここのXの値は7でYの値が3になるはず。やってみて!』

「分かりました」


やり方を説明すると、カリカリとノートにペンを走らせるテツヤ

勉強面に言うと、さつきとテツヤはほぼ問題ない。紫原もやれば出来る子である

問題があるのは青峰と涼太だ。後者はまあ…悪いねで終わるが、青峰は赤点スレスレの後に軽い説教があったりもする


「名前さん」

『ん?』

「ここのXの値にマイナスがついてしまいました」

『え、もっかいやろ』


解いていくと彼がケアレスミスしていることに気が付く
そのまま「問5までやろうか」とテツヤに指示し、その間に手元にある理科の復習を進めることにした

テスト終わればすぐにゴールデンウイークで合宿かなと考えちょっと浮かれた気分になる

そうなるとこの学校ってテストすんの早くないかと思っているとテツヤから声がかかった


「名前さん、できました」

『了解、じゃあ答え合わせしよっか』

「はい」


ふと横を見ると紫原のせいか、お菓子がほとんどなくなっていた


「ムッ君、お菓子ほとんど食べちゃったの?」

「あら~?本当だー」

『…まあ、そうなると思って予備を用意してもらったんですけど』

「やったぁ~」


まだ食べる気なのかと考えていると、征十郎から名前を呼ばれる

何かと思って彼を見ると珍しく困った顔をしている彼と目が合った






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