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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《1》

第25章 試験前の部活停止





「まーな、さつきのノートコピーしたら、帰るけど」

「ダメっスよ!途中で帰ったら面白くないっス!」

「オレは、とりあえずコンビニまで一緒かな~」

「1人で帰るつもりだったが、気が変わった。途中まで同行する」


こいつらテスト勉強する気ないな。と思って少し呆れながらもさつきに同情する

そういえば家に招くとか前に話した気がするが、結局まだ来てもらってないなと思い、今回のさつきのためにもと考え付いたことを6人に伝えることにした


『そうだテスト勉強するならあたしの家に来ない?』

「勉強会…ですか?」

『うん。あたしもわからない場所なくもないし、涼太と青峰を勉強させるのにもよいと思うし、どう?』

「名前に分からないところはないだろう」

「名前っちの家っスか!?オレ行くっス!」

「…約束したからな、行ってやらんこともない」

「んー、行く~」

「私も行くね!」

「あー、まあいいんじゃねぇの?」

『じゃあ、詳しい日程はまた連絡するよ』

「桃井、あとは任せた。黒子には寄り道をさせず、まっすぐ帰らせてくれ」

「え、ちょ、ちょっと赤司君!?」

「名前、帰ろう」

『じゃ、さつき頑張ってね!』

「名前ちゃんまで!」


スタスタと本を読みながら進む征十郎は背中越しにヒラヒラと手を振っている

これから起こる事態を知っているあたしは彼女たちについて行きたい気持ちもあるが、行ったら邪魔になってしまうかもしれないと彼と帰ることを選択した






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