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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《1》

第34章 15番のユニフォームと風邪








「#NAME1#ちーん、部活行こ~」



『あー、はいはい』



あたしと同じクラスになった紫原は放課後、一緒に部活へ行くのが日課へと変わってきた

ちなみに周りからは大きい子供と小さい姉みたいと言われたりもするが基本スルーだ




「練習面倒だな~」



『そんなこと言わず頑張ってよ』



「あ、崎ちんだ~」



『え、どこ』



「外、帰ろうとしてる」



『…紫原、先に体育館行ってて』



「ん~、分かった」


返事をした紫原とは反対方向の昇降口へと急ぐ、そして女の子と歩いている灰崎に飛び蹴りをする

ちなみにスカートだけども下にはズボンを履いているため大丈夫だ




「灰崎くんに、何するのよ!」



『飛び蹴りですけど』



「#NAME2#、てめぇ…」



『ショーゴ君』



灰崎に向かって(多分)にっこり笑ってサラッと話す



『浮気は、許さないよ?』



「「はぁ!?」」



『てことで行きましょショーゴ君』



「おい!#NAME2#!」



『黙れ』



灰崎のアソビ相手らしき人物がどこかへと走り去ったのを見送り、灰崎の言葉を聞く

別に罪悪感はあったりしなくもない




『で?』



「何で邪魔したんだよ」



『そりゃ決まってんじゃん
部活に出させるためだよ』



「ッち」



『最近灰崎の暴力が目立ってきてるからね、その上サボれば退部かもなーって思って』



「勝手にそんなことすんじゃねーよ!」



『暴力沙汰を起こすならあたしを殴れば?』



「…は?」



『じゃ、あたし部活戻るから』



ポカーンとしている灰崎を残して1軍用体育館へと向かう


…正直なことを言うと灰崎はどうやったら1軍に残せるかが分からない

暴力をさせなければ良いのか、サボらせなければよいのか

はたまた…


結局決めるのは灰崎なんだけど、さ



▽▽▽▽▽


『遅れてすみませーん』



「キセキの世代
本物の天才だよあいつらは」


…あら、原作のシーンに出くわしちゃった
まあ良いか、慣れたし



「それとはちょっと違うけど…アイツもそろそろってウワサだぜ?」



「ああ
あれから何度か練習試合で使って実力は完全に証明された
まず間違いねーよ」















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