第31章 デートをしましょう
「もうすぐ2年生ッスねー」
『そーだね…』
2年生になったら涼太がバスケ部に入って来るんだよね
灰崎と面倒な関係にならなきゃ良いんだけどなー…
「俺、#NAME1#っちとまた同じクラスになれるよう祈っとくッス!」
『祈って同じクラスになれるものなの?』
「じゃあ、同じクラスになれるおまじないするッス!」
『女子かよ』
涼太は紫原と同じクラスになるはずだから…もしおまじないが本当にきくんだとすれば紫原と同じクラスになるわけか
…保護者の位置にならないと良いんだけどな
「#NAME1#っち」
『ん?』
「何か俺、#NAME1#っちと同じクラスになりそうな気がするッス」
『そしたら2年間同じだよ』
「3年生も同じクラスになりそうな気がするッス」
『…そう言われてもなぁ』
「3年生で同じクラスだったら修学旅行一緒に行きたいッス!」
『どれだけ先の話ししてるんだよ』
「1年後ッスか?」
『…そうだね』
「俺、おまじない頑張るッス!」
…あたしはそこまで、ここに居れることができるのかなぁ
とりあえずポジティブに行くけど
そのことが本当になるか分かるかは、来週と来年の話し