第31章 デートをしましょう
「#NAME1#っちはどのケーキ食べたいッスか?」
『涼太のオススメは?』
「無難にショートケーキッスね」
『じゃ、それ頼むね』
涼太オススメのカフェに来て、通されたのは店の1番端の席、窓もなくてほぼ個室に近い空間だ
注文を取りに来た店員にショートケーキ2つと飲み物を頼み、一息つく
『…スキャンダルとかにならなきゃ良いんだけど』
「#NAME1#っちなら大歓迎ッス!」
『歓迎しなくて良いです』
むしろ歓迎される前に涼太のファンの子にボコボコにされるわ
口にするわけにもいかないので心の中で呟き、良いタイミングで持ってきた飲み物を飲む
「本当に#NAME1#っちその格好似合ってるッス!」
『はいはい』
「嘘じゃないッスよ!?
部屋に飾っときたいくらいッス!」
『それ誘拐だから』
「え」
『むしろあたし飾られても困るわ』
「そりゃそうッスね」
そんな会話をしているとドリンクより少々遅れながらもケーキが運ばれてきた
そのため話しなが口にケーキを運ぶ
『あ、美味しい』
「やっぱそう思うッスよね!」