第30章 買い物と緑色と黄色
鼻をさすりながら着いたと言うお店を見ると驚愕
なぜならば、普段全然着ないような服ばかり置いてあったからだ
『…あたしには似合わないお店だね』
「そんなことないッスよ?」
『いやムリだ』
現格好を見ると、チュニックに7分丈のスキニーズボンとかなり普通の格好だ
え、だって目立つ格好嫌だし
「いいから!
とりあえず着いてくるッス!」
『え、あ、ウッス』
「#NAME1#っちは肌がキレーッスからー」
鼻歌を歌いながらあたし用の服を選ぶ涼太
その姿はとても楽しそうで見てるこっちまで楽しくなってしまう
「#NAME1#っちはー」
『んー?』
「…ショートパンツにするッス」
『え、何の話し?』
「試着して来て欲しいッス!」
『話し噛み合ってないんだけど』
「気にしないで、ほら!」
『わ、分かった』
涼太に持たされた服を手に試着室へと入る
ピンクや水色のパステルカラーが多く、どこの妖精が着る服だとツッコミを入れたくなった