第30章 買い物と緑色と黄色
春休みに入って初めて部活が無い日、そろそろ春、夏用の服でも買わないとなーと思って
誰かと出会うことが恒例化しているショッピングモールに来ていた
もちろん、春休みだから当たり前のように同学年の子や部活の先輩だったりに会うわけで
『でもこれは…意外だったかも…』
「…#NAME2#か」
『#NAME2#です』
「何をしているのだよ」
『服を買いに少々』
私服もずいぶんと大人っぽいなー。と緑間の私服を見て心の中で感想を述べる
『緑間は?』
「ラッキーアイテムを買いに来たのだよ」
『…ちなみにラッキーアイテムは?』
「つけまつげ、なのだよ」
『つけま…何それ?』
「まつげにつける『それは知ってるよ』」
ラッキーアイテムがつけまつげって何?
いくらラッキーアイテムでもつけまつげはないよね
ていうか緑間まつげ長いし必要なくね?(そういう問題じゃない)
『そのつけまつげ、あたしが買ってこようか?』
「…良いのか?」
『だって緑間みたいな男がつけまつげ買う姿考えたら…笑っちゃうよ』
「…」