第29章 恐怖のドリンク
『あ、虹村先輩
練習再開させて大丈夫ですよ
みんな次期に起きますから』
「…分かった
再開するぞー」
壁に手をつき、起き上がろうとするとまさかの手をつくどころかの空振りをしてしまい前へと倒れる
ちなみに実は前には青峰が倒れているのだが
『うおっ』「グヘッ」
見事に青峰の上にダイブと言うか着地と言うのか分からないが、前のめりに倒れてしまった
「#NAME2#…てめぇ…」
『ごめ、すぐ退くわ』
「重いから早く退け」
『知ってるけど…なーんかムカつくから』
「あ?」
『虹村先輩直伝の絞め技掛けるねー』
言葉の最後に星を付けた感覚で青峰に絞め技を掛ける
もちろん笑顔を意識してだ
「いいいいい痛ぇ!」
『青峰ー、デリカシー無いにも程があるよねー』
「ちょ、ギギギギギブ」
『滅びよ』
バルスと青峰に向かって呟くと、どこか不満そうに顔を歪めてこちらを向いた