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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《1》

第27章 赤色への期待とそのおもさ



#NAME1#side



『…征十郎?
あれ、みんな居る』



「ねえねえ#NAME1#ちゃん!
今赤司くんと一緒に寝てたけどどういうこと!」



『あ、そだ征十郎
うん、跡はついてないから大丈夫』



何かとはわざと言わず征十郎に伝える
その伝えかたで何を意味しているのか理解したらしくそうか。と呟いた




「赤司、体調はどうなのだよ」



「#NAME1#のおかげでずいぶんと良くなったよ」



『体温測っときなー』



そうして征十郎の腕から脱出し、机に置いてある体温計を渡す

征十郎は上半身を起こしてベッドに座り体温を測り出す




「赤ちん明日の部活出られそう?」



「#NAME1#、大丈夫そうか調べてくれないかい?」



『ん』



目に集中して征十郎のことをじーっと見る
来たときみたいにどこにも目に入らないため、恐らく治ったと思って良いのだろう

でも39℃の熱を薬も飲まずに1日で治す征十郎って…人間じゃない



『大丈夫そう
体温は37.2と微熱くらいみたいだし』



「#NAME2#ー、その能力的なのって体温まで見れんのか?」



『いや、今日初めて見られるようになった』



「え」



ピピピピと体温測定が終わったらしき征十郎は結果を見て少し驚いた表情をしていた


理由は1つだけ

体温があたしの眼の通りだったからだ












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