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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《1》

第23章 まずは1試合目






『うお…来たぞ…』


『最強…帝光中学校…!!』


帝光中が来たからってざわつき過ぎだろ

先週にあった出来事(黒歴史としても可)が噂になりすぎて辛い
ていうか流した奴(先輩)虹村先輩に絞められてたし



「ねー#NAME1#ちん
さっきからどーして俺の後ろに隠れてんのー?」


『stickyあげるから許せ』


「おっけー

てかさー、やったことないトコもいくつかいるけど…
たいしたことなさそーじゃね~~~~?」


「菓子を食うな紫原
#NAME2#も与えるな」


「いや…だが油断はするな」


「つってもまあ…1年だけでも問題はなさそーだ!

だからそんなキンチョーすんなってテツ」


青峰の言葉に紫原の後ろからテツヤの方を見る
その姿はロボット…いや錆びたロボットみたいにギシギシと歩いていた

ちなみに少し台詞が変わっていたのは放置(もう諦めた)


「…え?
今何か言いましたか?」


「キンチョーすんなって
ったく頼むぜ
1発勝負の昇格テストで合格したんだろ?」


「あれは開き直ってたと言うか…
3軍でも外と練習試合はありましたがいつも応援でしたし

それがいきなりユニフォームをもらいしかもベンチ入り

そもそも試合に出るのは人生はちゅで…」


「かむなよ

えっ!マジで!?初!?」


「ホントもー
足だけはひっぱんないでよねー
ハー…」


「…まったくなのだよ」


会話が終わった瞬間に鳴り出す携帯
もちろん持ち主は征十郎だ



「灰崎です」


「あ"あ"ん!?よこせ!!

灰崎ぃ!!
テメェいまドコだ!!」


しばらくすると虹村先輩は舌打ちしながら電話を切った



「寝坊して仮病だな
あとでシメとけ
今回は特別キツくな」


「はい」



何サラッと怖いこと言ってんの!?
いや原作で見たことあるから知ってるけども実際見るとめっちゃ怖いよ!

しかも征十郎サラリと肯定しちゃってるし


これは灰崎に同情もできるが、ドンマイだな












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