第22章 事故です事故
もうおでこの痛みなんか忘れて(征十郎達の存在も)
頬が熱くなるのを感じる
「なななな何をしているのだよ!」
「わー#NAME1#ちん大胆」
「#NAME2#、だからあれだけ襲うなつったのに…」
『事故だか襲ってない!
そう事故だから…』
ちらっと虹村先輩の方を見ると彼もあたしと同様、頬を赤く染めて焦っているようだ
横からさつきに色々と質問攻めされているが答える余裕もない
ま、まさか2次元キャラとキスをするとはびっくりだ
「#NAME1#、大丈夫かい?」
『だだだだ、大丈夫れす!』
「大丈夫じゃないみたいだね」
とりあえずマフラーを口元まであげて隠すようにがんばる
「何だこの状況、なにがあったんだ虹村」
「俺に聞くな」
「てか虹村、お前顔赤くね?
ていうか緑間に#NAME2#も何赤くなってんの?」
「俺は悪くないはずです」
『うん。緑間は悪くないですね』
先ほどとは別の先輩の質問に仕方なく答える
おそらく明日のバスケ部での話題はこれ一色だろう