第21章 ようこそ帝光バスケ部1軍へ
それは枯れ葉も散り、また雪が降っている日のこと
ついに、彼がやってきたのだ
「おーい赤司!お客さんだ」
・・・、征十郎にお客さん?てことは…
出入口に立っているのは予想通りテツヤだった
「やあ黒子くん。待っていたよ
3か月ぶりだね
答えはでたかい?」
「はい」
「では…「あの…1つお願いがあるんですが
可能ならば…試合形式で見てもらえないでしょうか」」
テツヤの言葉に少し動揺を見せる征十郎
しかしその表情もすぐに戻った
「わかった。聞いてみよう
#NAME1#」
『・・・は?』
え、ここであたしの名前呼ぶの?
ていうかこんなときになんの用事があるんだ
「少し、彼の相手をしていてくれ」
あ、これ確実に原作狂ってるわ
もともとそんな予感はしていけども
征十郎が女子から人気があると分かってるシーンに、黒子の見出だしをするシーン(あれ、これ全部征十郎絡んでね?)
しかしまだ良い、青峰達の決別を無くしたわけではない
それならば大きな影響はないだろう
「#NAME1#さん」
『あ、ごめんテツヤ
自分のバスケはできたの?』
「できてなかったらここに居ませんよ」
『いきなり正論言わないでよ
でもテツヤが頑張ったなら、報われるでしょ』
「そう、ですか?」
『視線誘導こと、ミスディレクション頑張ったんでしょ?』
「#NAME1#さんのおかげです」
ほんとは原作を知っていたからなんだけども
お礼言われたなら、黙っておこうかな