第5章 マネージャーと友達
再び外に出ると、夜でも映える綺麗な赤髪が元来た道を歩いていた
予想がつくだろう
というより、確信している。征十郎だ
『征十郎…』
ツンデレだなぁ
そこは緑間に負けてないぞ
でも、明日お礼言わなきゃな
少しは女の子扱いしてくれてるって思って良いかなぁ…
「#NAME1#、どうしたの?」
『あ、お母さん
ごめんなさい、すぐに行きますね』
#NAME4#さんに変な勘違いされたくないもんな
早く中に入ろう
「もうすぐ夕飯ができるから、着替えていらっしゃい」
さすがに学校指定の白いカーディガンを汚す訳にはいかないもんな…
うん、着替えよ