第5章 マネージャーと友達
そんな変なくだらないやり取りをしていたら、あっと言う間に自分の家に着いてしまった
『あ、家着いちゃった
お大事にね?征十郎
また明日』
「…早く中に入れ
じゃあ」
『うん。バイバイ』
今まで征十郎は、中に入るようにドアを開けて中に入るまで、ずっと外で待っていた
恐らく、今日もそうだろう
まあ、確かめる為にずっとそこにいる訳にもいかないからドアを開けて中に入る
そうすると男物の靴が玄関に綺麗に揃えてあり、 #NAME5#さん、お父さんが帰って来ていると理解するには充分だった
「 #NAME1#ー?
外の郵便受け見てきてくれないかしら
何か届いてるらしいのー 」
『あ、了解です
行ってきます』