第19章 冬ですね
『ほんと、だ』
「だろ?
そう思えば髪も茶色くなってね?
染めたの?」
『染めてない』
「じゃ傷んで来ちゃってんの?
椿油とか聞くらしーぜ!」
いやむしろ髪が前世よりもサラツヤなんですけども
あ、でも椿油って良いよね
天然物だし、傷まないし
「とりあえずさ、プレゼント考えようぜ」
『もうヤケクソで女装用の服でもあげようかな』
「じょそ、ブハッ!」
あたしの提案に爆笑しだす高尾
でもそんなのあげたらさすがに怒られるわ
でも征十郎って背はバスケ部の中で低い方だし、それに童顔だからむしろ似合うんじゃない?
あ、でもそうなるとカチューシャが似合う高尾も女装いけるかも
ていうかキセキの世代+影とか、高尾とか全員女装が似合いそうだな(身長を考えてはいけない)
ということで少し上の8人が女装している所を想像してみる
『・・・あたしより美人かもしれない
精神的にやられそうだからやめとく』
「ブハッ!
てか誕生日にそんなんもらっても困んだろ!」
『ヤケクソだから本気ではないよ』
とりあえずここ出ようか。と高尾に提案し、荷物を持つ
混んでいたお昼時からだいぶ外れたせいか、人がとても少なくなっている
「#NAME1#ちゃん、次はどこ行く?」
『んー、高尾の妹と行ったショッピングモールかな』
「りょーかい!」