第19章 冬ですね
『・・・眠い』
珍しく誰も来ないな
ていうか窓側の一番後ろとか主人公の席じゃん
それなら隣が恋する相手だな(征十郎)
そんなこんなで期末テストも終わり、難なく2位を納めたあたし(1位はもちろん征十郎だ)
そいえば、もうすぐ冬休みだなー
じゃWINTER CUPも始まるなーなんて考えている日の昼休み
あたしが中1だから、今高1の先輩は黒バス世界では分からんな
あ、でも何ヵ月かで受験だ
えーっと、笠松さんに森山さんに小堀さん、大坪さんに木村さんに宮地さん。
今吉さんに諏佐さんに、アゴリ…じゃなくて岡村さんに福井さんがんばれー(キセキが行った高校の先輩を抜粋※誠凛が戦った順)
『本気で眠い…』
昨日アニメ見まくるんじゃなかったな
もうすぐケータイの録画時間がなくなるから仕方ないんだが
だって、#NAME4#さん達の前でオタク発揮したくないし
ふあっとあくびをして周りを見る
だが特にカラフルな髪の奴はいないように見える
少し昼寝しようと考えたあたしは、その主人公の席で机に伏せる
昼休みのせいか周りが少しうるさいがそれは我慢だ
数分後、あたしは眠りについた