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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《1》

第15章 交流戦






さすがに鼻血が出ている人は試合に出していられないのでテツヤはベンチに戻ってくる

誰も想定していなかったし経験したことない事態に、外野も選手も驚いていた


「はぁあー!?なんだアレ!?」

「ありえないんだけど!?足ひっぱるどころかいきなりパンツぬがされたキブン!!」

「なんなのだアイツは…恥なのだよ」

「1秒で交代しちまったぞ」

「いや…これはさすがに…想定外だ」


紫原のパンツ脱がされた気分はいまいち理解できないが、1秒で交代することが想定内だったらいくら征十郎でもとんでもない人だ

まああたしは知っていたことだったので、あらかじめティッシュはボックスを2箱持ってきている。問題ない


「……しかたがない頼むぞ虹村」

「はい」

「苗字は黒子の処置だ」

『はーい』

「帝光選手交代です」

「うお…出たぞ帝光主将 虹村修造」

「中学No.1の呼び声も高いパワーフォワードだ…!!」

「…まー細けー説教はアトだ。まずは、勝つぞ」


その言葉に「オレらなんもしてないのに…」と文句を言う紫原に、何もしていないのに汗をかいている緑間に笑ってしまった

だが、その前にあたしは鼻血の処置をするかと彼を見ると上を向いているテツヤがいる


『テツヤなんで鼻血出てんのに上向いてんの!?』

「いや上を向いた方が良いと思って…」

『上向くと血が喉を通って器官に入る可能性があるからダメだよ
はい。ティッシュ詰めたら下向いて、そのまま静かに待機』

「…よく知ってますね」

『そういうのに特化したマネージャーにしたいんだって』


テツヤの処置が終わりコートを見ると緑間が3Pを決め、パスがうまくいった虹村先輩は喜んでいたがコーチに「もっとセーブして戦え!」と怒られていた

征十郎の完璧なパスに青峰もシュート、紫原のアリウープ、点差を引き離し後半戦にテツヤは再出場することになり、虹村先輩がこっちに戻ってきた





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