• テキストサイズ

【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《1》

第16章 お嬢ちゃん





「てことでアドレス交換しようぜ!」

なんで着地点がそこになるんだ


『まあ、良いけど』


「じゃ携帯貸して?」


『え、あ、どぞ』


少し戸惑いながらも高尾に携帯を差し出すと、手慣れた手つきで赤外線通信を始めた

なんか予想通り
そんな風に、速攻赤外線通信をした高尾は1分も経たないうちに携帯を返してきた



「はい。できた
困ったこととかあったらいつでも連絡しろよな!」


『あ、ありがと』


困ったことってなんだ困ったことって
あ、今は虹村先輩が横暴過ぎて困ってるな
あと紫原と一緒にお菓子食べて太ったし(自業自得だが)



「あ、そうだ
妹のこと助けてくれたお礼に送ってやるよ!」


『(いえ、実はあなたの妹に助けられたんです)』


そんな恥ずかしいことを口に出すわけにもいかず、先ほど高尾が述べていたことを思いだして疑問をぶつける



『高尾、自転車って言ってなかった?』


「そうだけど?」


『…2人乗り?』


「何当たり前のことをきいてんだよ!#NAME1#!」


『捕まるよ?』


「大丈夫だって!
ほら行くぞ、あっちに停めてあっから!」


その瞬間にあたしの腕を掴み、スタスタと進む

しばらくすれば駐輪場があり、高尾の自転車らしきものがあった








/ 704ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp