第16章 お嬢ちゃん
昨日の事から、スポーツショップとか色々揃ってる場所に来ているあたし
そこであたしは
『ひゃっ』
「お姉ちゃん、これあげるよ
血出てる」
ズサーっと、前回り受け身もできず転んだ(かなり恥ずかしい)
そんなあたしは見ず知らずの女の子(恐らく小学生)から絆創膏をもらったのだ
『あー、ありがと
お礼しないとね』
「お礼…?」
『ん、お礼
何が良い?高くなければおごるよ』
あ、でも良いとこアイスとかだな
マジバでも連れてこうかな(誘拐ではない)
「じゃあ」
『うん』
「プレゼントを選ぶのを、手伝って?」
『ん、んん?
それで良いの?』
「私1人じゃ、選べない…」
そう言いながら下を向き俯く女の子(長いのであだ名はお嬢ちゃんとする)
『…まあ、それが良いなら
一緒に選ぶよ』
「ありがとう!お姉ちゃん!」
言葉を言った瞬間にパアッと言う効果音が付きそうな程明るくなったお嬢ちゃん
・・・誰かに似てる、気がする