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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《1》

第15章 水色の手伝いを





バンッと後ろでボールがバウンドした音がして、テツヤと青峰に問い掛ける


『ほら、もう目を離してるでしょ?』

「わっ」「うお!」

『・・・(テツヤの気持ちが分かった気がする)』

「今ののどこがヒントなんだよ」

『かなり分かりやすいヒントだよ』

まあ視線誘導を知らない人の方が多いからな(あたしも黒子を読むまで知らなかった)




「テツ、分かったか?」

「…さっぱりです」

『ま、あとは征十郎の言った通り
固定概念を捨てようか』

「そう、ですか…」

『あとは、本屋さんに注目』

あ、ヒント出し過ぎたかな
でもこれくらいなら大丈夫(だと思いたい)
ていうか視線誘導を知らないなら教えても意味がないだろう

そもそも今回のヒントは視線誘導のためパスカット、もといパスには関係のないことだ



「ダメだわ
俺まったく分かんねぇ」

「青峰くんに分かるなら僕にも分かる筈です」

『何その負けず嫌い
あながち間違ってないけど』

「おいそれどういう意味だよ」

『そのままの意味ですけど』

青峰に睨まれながら言われると怖いな(ヤクザみたいで)
でも別にあたしは間違ってない筈なんだけども







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