第5章 マネージャーと友達
そうこう話してるうちに、お客さんが3人ほどやって来た
「赤司」
『あ、緑間くんじゃん』
そう緑色のカレ、緑間真太郎くんだ
「…なぜ知っているのだよ」
『有名だから』
…本当に『なのだよ』って使うんだ
ラッキーアイテムを持っている。というのも怪しかったけど、左手に持っている『絵の具』で本当というのがわかった
「お前は誰なのだよ」
…お前のとこのマネージャーなんですけど、顔ぐらい覚えといてよねー
口には出さないがとりあえずしっかり立って緑間の真ん前に立つ
『#NAME2##NAME1#、帝光中バスケ部1軍マネージャー。以後お見知り置きを』
「ああ、見たことあるのだよ」
え、あるんだ。いやなんか覚えるの苦手そうな人かと思ってた
さっきと言ってることがまるで反対だがそれは気にしないでほしい。うん
「それはそうと緑間、こんな時間に何のようだい?」
「青峰と桃井が探していたから連れてきたのだよ」
『(青峰と桃井!?)』
「赤司、桃井がうっせぇから一緒に帰ってくれ」
「良いよね赤司くん!と#NAME1#ちゃん!?」
急に呼ばれたあたしの名前に驚きを見せながら桃井ちゃんの顔を見る
そこにはまあ何と美人でスタイル抜群の子が居て、また世の中の理不尽さを感じた