第14章 征十郎とテツヤ
「ほ、本当に居たのだよ」
「じゃあ行こーよ
早く帰りたい」
『あたしも、帰りたい…』
その言葉を聞いた征十郎は開けっ放しの扉の中に入った
「青峰」
その言葉に反応してかこちらを向く青峰とテツヤ
「最近見ないと思ったらこんな所にいたのか」
「あー
向こうの体育館は人が多くて…」
「まあ
どこで練習してもかまわないが…」
そこでテツヤを見つけたのか目を見開く征十郎
「彼は?」
「ああ…いつも一緒に練習してんだ
名前はテツ
な、#NAME2#」
『今あたしに話しかけるな』
「あれー
こんな人いたっけ?」
「1軍じゃねぇからな」
「ふーん…なんだ
ねー
もう行こーよー」
あくびをしながら征十郎に案を出す紫原
そこまでは、おおよそ原作と同じだ
「…いや
彼に少し興味がある
面白いな…初めて見るタイプだ」
征十郎の言葉にびっくりしている緑間
…まあ、びっくりせざるおえないか
「もしかしたら
俺達とは全く異質の才能を秘めているのかもしれない
悪いが全員
先に帰っててくれないか?」
「彼と少し話がしたい」
よっし原作通り来た!
じゃあ後は帰るだけだから
「#NAME1#、お前は待つんだ」
・・・原作通りに、いかなかった