第14章 征十郎とテツヤ
『緑間見つけたー』
「なっ、なんなのだよ!」
「峰ちん探しているんだってー」
「最近青峰の練習姿を見かけないからな」
そう言いながら紫原にお菓子をこぼすなと注意する征十郎
真面目にお母さんだな
1人でちょっと納得しながら話しを始めた緑間の方を向く
「で、この後は
どこに行けばいいのだよ」
『3軍の第4体育館!』
「#NAME1#ちん
もういっこお菓子ちょうだい」
急に話しをぶった切った紫原に仕方ないとまた前世で言うPockyをあげる
別にあたしは青いタヌキ(猫型)ロボットではないが
ポケットにお菓子がかなり入っているのだ
帝光中って校則緩いよね(髪とかお菓子とかスルーだから)
『じゃ、ほれ体育館行ってこい』
「…なに言ってるの#NAME1#ちん」
「紫原の言う通りなのだよ」
・・・これまさかの展開じゃない?
これから確か征十郎がテツヤの事を見極める筈なんだけども
それに行ったらあたしは…
「お前も、一緒に行くんだろ?」
誰か嘘だと言って下さい