第13章 ダンスとリレー
「#NAME1#ちん!」
『む、らさき原』
その瞬間にあたしの腕を取り、引っ張って立ち直らせてくれた
そのせいか景色のスローもなくなっていた
「だいじょーぶ?
足がもつれてたみたいだけど」
『・・・大丈夫、ありがと』
今、もし倒れていたらどうなってたんだろう
ただ倒れて心配されるだけか、もしくは元の世界にトリップしてたか
実際元の世界がどうなっているのか気になっているし、もし時が進んでいるならば、心配されているならば帰らねばと思っている
しかし#NAME4#さんにキセキに黒子にさつきと、まだ居たいという気持ちがあると言うのも確かだ
そんなこんなを考えてれば、紫原から違うペアの人へとなる時が来た
「#NAME1#ちんじゃあねー
足のもつれ気をつけて」
『うん。ありがと
気をつけて頑張るよ』
この感情は、複雑としか考えられないのだ