第13章 ダンスとリレー
お弁当を食べ終えたあたしは、征十郎と共に体育館裏に来ていた
「なぜわざわざこんな所なんだい?」
『いや、あははは…
どうやら目を付けられたようでして』
「あんな目立ち方をすれば当たり前だ」
いやあたしが望んだ訳じゃないし
そもそも涼太がそのお題聞くから!(お題の内容知らん)
虹村先輩もあたしの苗字を叫ばなければ…
『うー、女子怖いよ
やだもう。あたし不登校になる』
「普通に言えば良いじゃないか」
『だって女子怖い』
「#NAME1#、お前も女子だと言うことを忘れてないだろうな」
『知ってる』
だって妬みって怖いじゃん!
前世なら中学生相手でも大丈夫かも知れないけど、今対等or先輩だからね!
「とりあえず、俺は準備に行かなければならないのだが」
『や、やだ!
征十郎行かないで!』
そう言いながら征十郎の腕を掴む
ほら、腕じゃないと逃げられるから
「はぁ…
仕方ないね、次はダンスだから人が居なくても大丈夫そうだから
特別だからね」
『!!
ありがと征十郎!
今度お礼するからね!』
「礼には及ばないよ」
『湯豆腐でも?』
「是非ともお礼してもらおうかな」
湯豆腐をお礼にことばにあげると性格違う意味で変わるな