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ー 甘美な甘さと熱の疼き ー 《リヴァイ》

第7章 こっち見て…?【現パロ・教師×生徒】


先生の肩に頬を擦り寄せて預けていると、何故かゆっくりだけど体が離れる。

ん?って不思議そうにして先生の目を見れば、先生はフッと困ったような笑みを浮かべて私の頬に手が置かれた。


「っ…!せんせ…」

「…悪い。抑えられそうにねぇ…」


先生の言葉に頭が一瞬フリーズする。
抑えられない…??

意味が分からなくて何を抑えているのか検討が付かず…だけど一つだけ辿り着いたのは何処か体調が悪いのかということだった。


「え…?ぇ…何処か痛いんですか…?」


不安そうに心配しながら聞くと、先生は目を丸くしてピタリと動きが止まる。
またその姿に不安になりながら頭の中はハテナだらけで。
首を傾げて先生を見つめていると、小さく息を吐かれた。


「…てめぇは…天然か?」

「…??」

「…何処も痛くねぇし体調も良好だ。強いて言えば…今お前を抱きしめているからキスしたくて仕方ねぇ。」


え…

先生の言葉にボッと顔が赤くなり熱が帯び始める。

そんな私の顔を見て先生は困ったような表情から今度は愛しそうにでも何処か意地悪な色も含ませて見つめてくる。


「クス…可愛いな。林檎みてぇ。」

「なっ…!?だ、誰のせいだとっ…」

「仕方ねぇだろ。好きな奴に触れてるんだ。それに…目の前にこんな美味そうな唇前にして我慢なんざ出来る訳ねぇだろうが。」


う、美味そうって…っ

サラッと恥ずかしい台詞をっっ…

心臓が煩く跳ね上がり顔の熱はどんどん上がるばかり。

そんなこと素知らぬ顔の先生は次々と私を攻め始める。


「なぁ、味見してもいいか?」
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