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ー 甘美な甘さと熱の疼き ー 《リヴァイ》

第7章 こっち見て…?【現パロ・教師×生徒】


「っ〜〜!?あ、味見って…」

「お前の唇に触れてぇ…」


慌てる私を他所にツゥーと親指で唇をなぞる。
キスしたい…と訴えかけるように。

そんな触り方に私は心臓をドキドキさせながら固まってしまう。


「…駄目か?」


優しく、問いかけるように私の目線に合わせて言う先生。
強請るような声色にダメだなんて…言える訳がない。


「っ…う…先生、狡いですよ…そんなの言われたら…ダメだなんて言えない…」


小さい声で目線を逸らしながら熱くなった顔を見られないように手の甲で口元に当てる。

すると先生はまた口元を緩めてそっと口元に当てていた手の甲を取り外す。


「何処がズルいのかは分からねぇが思ったことを言ったまでだ。」

「…っ…意地悪…」

「なんとでも言え。ほら、顔を逸らすんじゃねぇ。キス出来ねぇだろうが。」


抵抗する私の両頬を先生の両手で包まれて正面に向かされる。
もう恥ずかしくて心臓も煩くて…
頭の中ぐちゃぐちゃで…しまいにあまりの恥ずかしさから瞳に薄ら涙の膜が張る。

それを見た先生はただただ優しく笑うだけで…。


「…、その顔は煽ってるだけだと覚えておけ。」

「っ、んぇ…?」

「…本当…堪らねぇ。」


それだけ言って軽くだけど唇が重なった。

暖かくて柔らかい…。

びっくりして目を見開いていたけど、段々落ち着いてきて少しずつ瞼を閉じた。

それを合図に先生はグッと唇を押し付けてくると、先生の舌がペロリと唇を舐めてきた。
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